■妊娠診断・初期健診
【初診時(はじめての診察)】
妊娠しているかどうかを、検尿、内診、エコーにて診察いたします。
【妊婦定期検診】
ご妊娠がわかりましたら、定期的に検診をお受けください。当クリニックで健診が可能です。出産に関しては基本的にはご本人がご希望される病院をご紹介いたします。
<主な検診内容>
●診察
お母さんのそのときの体調や身体の具合などについてお伺いします。気になることがあればお気軽にご相談いただき、そのときそのときの不安をなるべく軽減できるようサポートいたします。
●各測定
血圧、尿検査、体重測定、子宮底長・腹囲測定、身体の変化を定期的にチェックしていきます。
●超音波(エコー)
ご妊娠がわかった後は、毎回診察時にエコー診断(妊娠14週以前は経膣検査、14週以降は腹部にゼリーを塗る経腹検査)を行っています。
赤ちゃんの発育状況確認、胎盤の位置、羊水量などのチェックなどを行います。ご希望の方は、旦那様もご同席いただくことができます。
■不妊相談・治療
体外受精を除く一般的な検査・治療を行っています。
■骨量測定(骨粗しょう症検査・治療)
ご希望の方、または骨粗しょう症の疑いのある方を対象に検査いたします(DEXA法)。
■ピル外来
保険が適用される治療用ピル(A)と、避妊用の低用量ピル(B)の2種類を取り扱っています。
(A)保険が適用されるピル
保険が適用されるピルには、月経前のイライラや生理痛が強い方、器質性月経困難症(子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などに伴うもの)や機能性月経困難症(特に原因となる病気がないもの)で悩んでいる方などに処方されるピルです。当院では、ULDルナベル、フリウェル、ヤーズの2種類を扱っており、その方の症状や希望、体質等にあわせて処方を行います。
(B)避妊用の低用量ピル
避妊用のピルには緊急避妊薬(アフターピル)と、定期的に飲む低用量経口避妊薬(モーニングピル)があります。
緊急避妊薬(アフターピル)は性交後早め(72時間以内)にご相談ください。
また、低用量ピル(モーニングピル)により望まない妊娠を回避することができますが、定期的な服用やピルの種類により吐き気が出るなど合わない人も稀にいますので、ご相談いただき、服用後の経過を見ながら量や種類を決めていきます。
■思春期外来(月経痛・月経不順)
ニキビや生理痛・生理前のイライラ、また月経不順などで悩んでいる方のために、診察や投薬を行います。婦人科の内診が苦手だという方には、問診のみを行うこともできますので、一度ご相談ください。
■ブライダルチェック
これからご結婚を考えられている方や、結婚する前のご自身の健康チェック、またお子様を授かる前の母子感染を予防するために各種検査を行っております。
[主な検査内容]
●婦人科検診・・・エコー、子宮がん検診、STD(性感染症)検査<クラミジア感染症・淋菌感染症(淋病)・尖圭コンジローマ・トリコモナス感染症>
●一般検査・・・血液採取による血液型・貧血・肝機能・腎機能検査
上記のほか、ご希望の方にはHIV(エイズ)・B型肝炎・C型肝炎・梅毒といった感染症の検査や、子宮頸がんの原因ウィルスであるヒトパピローマウィルスの検査などを組み合わせることができます。
■STD(性感染症/性病)検査・治療
STD(Sexually Transmitted Disease)はセックスで感染する病気です。自覚症状があまりない場合が多いので気がつきにくいですが、おりものの量・色・臭いの変化、外陰部のできもの・痛みやかゆみ、性交時・排尿時の痛み・出血がある場合などは一度ご相談ください。また、無症状でもパートナーが性感染症と言われた方は検査をお勧めします。
■予防接種
・子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウィルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。HPV6,11,16,18型の4種類の感染を予防するガーダシルと、HPV6,11,16,18,31,33,45,52,58の9種類の感染を予防するシルガード9の2種類の子宮頸がん予防ワクチンを取り扱っております。いずれも初回、2ヶ月、6ヶ月のスケジュールで計3回接種を行います。当院では中学生以上の方を対象にしております。
・インフルエンザワクチン
A型株2価、B型株2価の4価製薬株となります。